タイだ。

タイで外こもりニートの日記帳。

政府、赤組直接対話

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今日はUDD赤組と首相との直接対話を、テレビの地上波5局とその他の数局が数時間に渡って生中継しました。自分はさほどちゃんと聞き取れませんでしたが、なんとも落ち着いた対話で「好感を持った」と言う人が多いようです。しかし報道が伝える通り、合意点はほとんど無かったようです。要するに、「デモは権利で認められているから幾らでも続けてくれて良いが、議会の解散はまだしないよ」というのが首相の考えのようです。

また、「我々の対話だけでは決められない問題」という言葉が有ったように、官僚派のクーデターによって首相の座を与えられたアピシット氏には議会を解散して選挙を行うかどうかを決定する権利は無いのかもしれません。その辺の判断は真の実権を持つ人々次第でしょうか。

とはいえ首相が軍施設から出てきて形だけでも対話に応じる姿勢を見せたのは進歩なんじゃないでしょうか。最近は実質的な軍政ということでミャンマー(ビルマ)と比較されたりしますが、それ程には酷くはないというアピールになったと感じます。

いずれにしても何世代にも渡って支配してきた階級格差への闘争が数年で終わるとも思えないので、赤組の目先の目標は「まずは軍による介入無しに選挙の実現」というところでしょうか。まだまだ先は長そうですね。

追加 3/29:

翌日の今日も対話が行われましたが結果はやはり「合意無し」でした。

経済問題を理由を上げて今年は解散しないと言う首相に対し、赤組リーダーは今回の対話でこれ以上の進展は望めないと判断したようです。これでは反政府デモ集会を止めるわけにいきませんが、集会参加者達はタイ正月迄には一旦帰らなければならず、どうするのか注目されますね。

元々政府側は「対話の姿勢は見せるけど結局何も譲らない」という作戦だったのかもしれません。コープサック氏も「勿体無いねぇ、赤組リーダーは対話を続けないってさ」と勝ち誇った様子でした。デモ集会ももうそんなに続けられないからノラリクラリと引き伸ばしておけ、という事だと、「やはり非暴力の訴えでは何も出来ない」と考える派が台頭してくるかもしれません。

官僚派の黄色組は今回政府が赤組と対話したこと自体に対してイライラしているようです。近頃影が薄い彼等がまた何か事を起こさなければ良いんですが。南部イスラム派も同様に今回の対話を気に入らない様子なのが気になりますね。

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Written by thaida

2010/03/28 @ 20:35

カテゴリー: 政治経済

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