タイだ。

タイで外こもりニートの日記帳。

UDDがチュラロンコン病院に突入?

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昨日はUDD赤組が大挙してチュラロンコン病院に突入したというニュースが駆け巡りました。日本でもそのように伝えられたと思います。

このニュースの直後にアピシット首相が緊急放送に出てきて、「非常に憂慮している。このような事は許されないという国民の声は届いている。もちろんしかるべき処置を取る。」と語りました。

この件で幾つかのニュースを見比べているのが、おなじみAsian Correspondent。
Reds barge into Chula | Asian Correspondent
ロイターとAPは「赤服の集団が大挙して突入した」と伝えています。しかし例えばbangkok postの記事では:

パンヤップ氏率いるUDDガード達は午後7時頃、チュラロンコン病院内に治安部隊の兵士が居ないか調べる許可を求めた。約一時間の交渉の後、UDDガードの何人かが病院の設備を壊したり患者を驚かさないことを条件にビルの中に入るのを許された。
しかし一旦中に入るとガード達は大声で叫んだり竹槍を持ち込んだりした。[略]

twitter上では確かにパンヤップ氏が病院で警官の立ち会いのもとに交渉している写真が流れていて「なんで警官が立会ってるんだ?パンヤップ氏には逮捕状が出てるのに」等の声が聞こえました。

Asian Correspondentの見解は「実際には許可された数人のガードが入っていったら、愚かにも他の者達も続いて入っていってしまったのだ」としています。UDDリーダーの一人ウェン氏はこの件で謝罪を表明しましたが、政府は「これは市民のUDDへの批判・嫌悪を大きく高められるチャンス」として大いに利用しようとしている、というのが実際の所ではないかと思われます。

治安維持部隊の兵士が強制排除の機会を伺って隠れているという噂がある上に、PAD黄色組でさえ「4月10日のM79グレネードはチュラロンコン病院の5階から撃たれた」と主張していましたからUDDが病院を調べたいと思うのは現状ではもっともな話です。実際かなり恐れているのでしょう、現在UDDは一度解体した病院前のバリケードを再び設置しており、これがまた市民の批判を高め、政府による強制排除の正当化に繋がるのではないかと懸念されます。

追加 5-1:

5月1日になりましたが政府派TV局はこの病院の件をひたすら繰り返し報道し、市民の怒りを掻き立てています。病院の入り口での裕福層と思われる市民へのインタビューでは。「汚い連中が入ってきた。臭い、ゴミの臭いがした。汚い!ほんとに汚い!」と吐き捨てるように答えていました。
やはりこの報道攻勢は圧倒的な力が有るようです。4月10日に20人の下層階級の者が死んだという事象もかき消され、もうじき忘れ去られることになるのかもしれません。

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Written by thaida

2010/04/30 @ 20:48

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