タイだ。

タイで外こもりニートの日記帳。

内戦状況

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ここ数日は内戦状態のバンコクです。

写真やビデオはあちこちに沢山出回っていますが、以下のページが今日は人気だったようです。
Protests turn deadly in Thailand – The Big Picture – Boston.com

バンコクのUDDデモ参加者の行動は簡単に言えば、古タイヤによる「バリケードを設置し、守備を固めてステージを作り、そこで演説を行う」ということに尽きるようです。治安部隊が強制排除に向かえばバリケードを守る為に、パチンコ(スリングショット)、花火、火炎瓶、タイヤを燃やす、等で抵抗するわけですが、治安部隊側のM16による銃撃やスナイパーによる狙撃により、デモ参加者の犠牲者が一方的に増え続けています。

[追加 エラワンセンター18日発表: 5月14日から18日までの死者37人、負傷者302人、病院にて治療中91人、ICU14人、帰宅済み197人。]

それでも現在はラマ4世通りのクロントイ市場に演説ステージが設置され、都心北側のラートプラーオ通りにも同様の拠点を作ろうとしている状況です。数日前からディンデーンでもステージを作ろうとしていたようですがスナイパーによる絶え間ない狙撃により最も危険な地域になっています。クロントイ市場の拠点を守るバリケードの少し先はルンピニナイトバザール周辺のボンガイ、ここもまた多くの犠牲者が出ている危険地帯です。

政府非常事態センター(CRES)は先日、対抗勢力や政敵へのあらゆる締め付けの一つとして百数十の個人や法人の金融凍結を発表しました。元首相のチャワリット氏やチャートゥロン氏の口座も含まれています。

情報面では相変わらず反政府的なメディアをブロックした上で一方的にCRES発表を1~2時間毎に流し続け、政府系テレビ局NBTは海外の報道から都合の良い部分をつまみ食いしてデモ隊を批判するという感じでした。その一場面は「人々が正義の為に戦っている頃、優雅に買い物を楽しむタクシン氏の画像」という報道でしたが直前まで「暴れているのは金で雇われた一部の不穏な者達」と報道していたりと、若干チグハグな様子でした。

この状態がいつ収まるのかは分かりませんが、政府CRESは「集会を全て解散するまで集会場の包囲は止めない」とし、UDD側は「まず政府が銃撃を止め軍隊を撤退することが対話の条件」としています。

タイへの渡航者は通常時の50%程となっており、経済面での大きな打撃となるでしょう。現在のこの政府が政権を握っている限り、バンコクで通常の経済活動を行うのは難しいかもしれません。また、これをきっかけに割れ始めた人々の心は、簡単には元に戻れない程に裂けてしまったように見えます。

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Written by thaida

2010/05/18 @ 20:20

カテゴリー: 政治経済

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