見捨てられた赤シャツ達
Many red shirts ‘abandoned’ by their leaders: human rights activist
5月19日の反政府デモ鎮圧以来、数多くの貧困層の赤シャツ(うち少なくとも10人は女性)が収監されているが、彼等には面会者も無く一部は弁護士さえ居ない。UDD幹部達には多くの支援者や弁護士が居るのに。と語るのは元PAD活動家(黄色)の人権委分科会メンバーのニティラット氏。
「彼らはまるで見捨てられたようだ。特にウボン、ウドン、コンケン、ムクダハンの各県の約百人の人々。彼らが有罪であろうとなかろうと法的手続きに沿って扱われ、弁護士や保釈を受けるべき。でなければ更なる憎しみを増長することになる。司法システムがあてに出来ないのであれば和解達成など到底考えられない。」(後略)
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記事にはムクダハンでは16人程が袋叩きにされ出血が乾くまで二日間護送車に監禁されていた事や、バンコクでは建設現場で寝ていた労働者が赤服カードを持っていた為に兵士達によるリンチに有ったこと等も書いてありますが、ウボンでの他の証言では監禁されている人々の一部には県庁への放火をやめさせようとした人や、現場から数百メートル離れた消防署の近くに居て消防車が使われていない事を見ていた人、あるいはそもそも集会現場に行かなかった人までも含まれていると言うことです。
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[追加 8-9:
日本人の建さんという方が、ウボンで逮捕監禁されている人々から実際に証言を取っていらっしゃるようです。
証言の記録は今後も続くようです。]
[…] コメントする » 訂正: 以前のエントリー「見捨てられた赤シャツ達」にて「日本人の建さんという方がウボンで赤服として逮捕監禁されている人々への証言を記録している」と書きましたが、証言を記録しているのはウボン大学の高橋さんでした。コメント頂いて気付きました。失礼しました。 […]
ウボンで逮捕監禁されている人々の証言 « タイだ。
2010/08/20 at 22:42
ご紹介ありがとうございます。
タイで暮らしている健です。
ブログを更新して(その3)(その4)をアップしております。
皆さん、ぜひご覧下さい。
この人達が何故「テロリスト」という容疑で捕まってしまっているのか、
いつ、どういう裁きを受けることになる予定なのか、
未知数で 不思議でならない話の数々なのです。
また、有名な幹部などは何人か保釈されていたりしますが、
お金が無く家族も失った無名な人ほど
長期に拘留される結果になっているようでもあります。
伊藤 健
2010/08/22 at 12:54